2014年07月22日

古いものを大切にする


世間の考え方は、使い捨て時代。

例えば修理すると新品を買うより損をすると思わされてきた。
企業は、修理するより新しく買ってもらったほうが得をするから。
だから本当は、もし修理できれば我々は、逆に得をするはず。

企業や金持ちばかりが得するような世の中は、資源を食いつぶし結局地球が死んでしまうだけ。
それを滅亡というんだよ。

私事では、
最近、色々と修理に出すことが多い。
まず大切なバイクが壊れた。
そろそろ新しいのを買いたいけどなおして頂いた。
古い思い出のバイクだけど生きているように走ってくれる。

次に仕事用のパソコンが壊れた。
新品買うより修理代が高かったけど修理してもらった。
データーが無事だったので復旧の時間が短縮、仕事がはかどった。

そして今度は、車が壊れた。
買い換えるようにすすめられたけど
新しいエンジンをさがして積み替える準備中
たぶん車の部品で一番高いのは、エンジンだけど
この車は、僕に幸運を運んできてくれたから
何となくなおして乗ってあげたいだけさ。

古いものを大切にするには、お金や労力もかかるけど
何かを得ていると思うんだ。
少なくとも地球滅亡とは、逆の現象が起きていると思う。

政府は、昔に比べて壊れやすいエコカー販売などを推奨するけど
使い捨て製品を作っている工場が一番エコじゃないのよ。
それでも儲けたらないみたいで、今度は、兵器でも作るの?

物を大切にできない人は、人間も自分も大切に出来ない。
僕は、子供たちに「大切にすること」の大切さを伝えたいと思っている。

我々は、高度成長から競争を乗り越えてきて
やっと豊かになったのだから
そろそろ幸せになってもいいのじゃない?
結局心の問題なんだよ。
古いものでも大切にしてみて
我に返るときなんじゃないかな。