2014年12月06日

老子 第四章


「老子」第四章は「タオ・道」についてのお話です。

「タオ・道」ってなんだろうか?
もちろん我々が歩く道、車が通る道なんかもあるけど
茶道、華道、武道なんかも「道」と言う言葉が入っているよね。
それらは今では何か技を身に着けるために習うんだろうけど
昔はその「道」を知ることが重要だった。

幼少の頃、書道を習いに行った、その先生は行儀や心の使い方にうるさく、言葉でも返事で「ウン」と言うと、「お前はウんコ屋?か」と怒鳴った。今なら親が怒って飛んでいきそうな先生だface02なぜか字については下手でも怒鳴られることがなかった。
引っ越すことになり途中でさよならしたが今でも覚えている。
そういう訳でいまだに字が下手ですがface02
特に毛筆を持ったときに心を静めると安らかな字になり
怒りがあると怒った字になるのは何となく解る。
字も心の写し鏡になる。
そしてそこに「タオ・道」がある。
その引越し後に
ほんの少しかじった合気道でも戦い方を学ぶ前に座禅組んで瞑想をしていた。
そこにも伝えたい「道」があったのだろう。
そのあとも色々な「道」に出会った。
私のヒーリングや占いの師匠は「道」を見せようとして
ほんとうに霊界に帰っていった。
全ては同じ「タオ・道」につながっているのだろう。

さて老子はタオ・道をなんと解いたか?

「道は無(宇宙)としか表現しようはないが
全ての根本、根源である」
と言っている。

だから道を外れた生き方をしては宇宙と反作用する。
宗教で言うバチや罰も実はそのことかもしれない。

色々学ばなくても老子は
「道」が同じ道につながる宇宙の根本だと
答えを言ってくれてる
実に親切な老人であるface02

この第四章にも「和光同塵(わこうどうじん)」と言う後に仏教で有名になる言葉が出てくる。
語源がここにあったとはface08
和光同塵とは仏教では救世主伝説みたいに
色々な解釈がされているけど。
私のチャネリングでは
「本当の人間は慎ましやかに生きれるから幸せなんだと」
言っている。
慎ましやかって貧乏とかケチのことじゃないよface02
自分の学や功績、努力、地位身分生まれなどに惑わされず
天からの処遇は常に足りたる、結果を先に求めず、いつも幸せだなーと感じて行動的に生きることよface02

みなさんも何かを通じて「道」を知り
道なる生き方を実践してみましょう
きっと幸せになれるよ。

それでは次回もお楽しみに。