2016年07月08日

ダルマ流・老子と共に生きる 「タオを語るとは」


久しぶりの「老子(ろうし)」です。

まあ老子的生き方とは
昔からの
僕のあこがれとも言いましょうか?
「老子のように生きれたら良いなあ」
なんて((笑))
必死で思っているうちに
気が付けば
世間体では、
うまくいっていたはずの
17年続いた出世街道まっしぐらの
証券マンの職も失い
死病も借金も離婚も経験しました(笑)

「老子」ヤバイ(笑)

よくもここまでと思えるくらい
世間の皆様に自慢できるものは
いったん何もかも無くなりました。

しかし、全てを失った時ですら
なんか力が湧いてきて幸せでした(笑)

そして
なんと(笑)
あれから十七年が過ぎ
まだ生きています(笑)
皆様に支えられての
ジプシーのような生活ですが
相も変わらず
世間の皆様に自慢できるもの、
権力や肩書などは、
何一つも持っていません(笑)

これからも
それは追いかけないと思います。

なぜなら
危険すぎるからです。


今は、
新妻と三歳の息子、
既に社会人に成った二人の息子たち、
その家族と慎ましやかに暮らしていければ
そして、
人知れず人類の進化のために貢献できれば(笑)
生まれてきてよかったと思えそうです。

ところで
「老子(道徳)経」の冒頭の経文をご存知ですか?

「道の語られ得るものは、
絶対の道ではない」

元々老子は文章にして教えを残したり、
弟子に何かを伝えることについては否定的でした。
道は言葉で伝わるものではないし、
文章にしてしまうと書いた段階で古くなり死んでしまうからです。
だから、「老子経」も晩年、
弟子に監禁されて半ば無理やり書かされたとの伝説があります。
だからその代わりにと
注意書きを
このように冒頭にうたったのです。

僕の見解では
「この文章自体から得る言葉の意味は、すでに死んでいる
だから、ここからエネルギーを感じて勝手に道を見つけろ」と聞こえます。

僕は外部のセミナーを受ける時も
本を読んでいるときも
とりあえず言っているロジックはすべて理解したうえで
講師や著者のエネルギーを感じて
その真意や更に先をリーディングします。
音楽を聴くときも作品自体も聞きますが
ミュージシャンのエネルギーを中心に聞いています。

実は、
皆様もそれに気付いていないだけで
無意識にそうしています。
だから、
何となく売れる歌には
アーチストの売れるエネルギーが乗っています。
そのエネルギーが切れると魔法も無くなります。
ディズニーランドの魔法も同じで
それに関わる全ての人のエネルギーです。
正に「人気」も人のエネルギーです。

だから
食事をするときも作ってくれた人の
エネルギーを一緒に食べています。
もし工場でロボットが作った食べ物でも
経営者や従業員、
それを運んでくれた人々のエネルギーがあります。

今、この瞬間にあるものは、
全てエネルギーとしての存在なのです。
それを運んできた文章や物は
すでに古くなっていますが
それ自体(媒体)を吸収するわけではないので
大きな問題は、ありません。

立派な骨董の皿に
新鮮な食品が乗っていても
鮮度に問題ないのと同じです。

ただ
その骨董の皿が大切だと
新鮮な食品を捨ててしまっている場合が
意外と多いということです。

世間の価値観では・・・



古くなるのを承知で
僕は時々老子について語ります。

このエネルギーを
少しでも伝えたいからです。

ダルマが運ぶ老子エネルギー

ダルマは古くなっても(笑)
老子は古くならないエネルギーです。

老子とは空間(スペース)そのもの
エネルギーそのものなのです。

老子と共にまた旅に出てみます。

何日か先に
続きが書けると思います。

お楽しみに。







ダルマ

ヒーリングサロン フェアライト
073-447-1090