2016年07月19日

ダルマ流・老子と共に生きる 「結果と成り行き」


「結果と成り行き」
この違いについては
以前にも書いたかもしれない。
最近老子さんも忘れっぽくなりまして(笑)
同じことを何度も送ってくださる。
でも、それだけ重要なことなんだろうと僕は思うのです。

一度聞いただけで
理解しているつもりが
実際には重要すぎて
聞き入れたくないこと
受け入れたくないことは
特に
理解していない、
記憶にないことが多いのが
人間の性質かもしれません。

「結果」はたぶんよく使う言葉で
「成り行き」は、あまり使わないかも?
でも
「事の成り行きに任せる」
みたいな使い方もあるよね。

例えば

僕が昔いた証券株式市場では
株の売買に
「成り行き」と言う注文の仕方がある。
簡単に言うと株式の成り行きは、
値段は状況に乗り
買います・売りますということです。
だから成り行き注文が
最も株式市場をにぎわす。

かたや、
ある「結果」を求める注文方法もある。
指値やデアイだ。
簡単に言えば
幾らに成ったら
買ってくれ・売ってくれだ。

だから市場の値段表示に
希望値段と同じ値段が入っても
買えない、売れないことがよくある。

何でだと思う??

僕も当時、これでよくお客さんから
苦情を頂いた(笑)

でも
今日の話の成り行き(笑)を考えれば
株に興味のない人でも何となくわかるはずだ。

答えは
同じ「結果」を求める人が
先にたくさん並んでいるからだ。
だからうまくいっても順番だし
その順番も
一生回ってこない可能性がある。

しかし成り行きは違う。
全てに優先される。

次に値段表示が入った瞬間
必ず買えている、売れているんだ。
時には予想より
有利に売買されることがあるんだ。

株式って実は心理ゲームの
要素がたっぷりなんだよ。

だから僕は得意だった(笑)
普段は安全にやっていても
いざチャンスになると
指値(結果)の列を飛び越えるために
わざと「成り行き」に変更することが多かった。
これは根本的に勝つためにあえて
結果と戦うことを止めるタイミングなんだ。

だからこれって
人生と同じような要素がある
例え話なんだ。

貴方の人生は大切な時に
広い視野で読んだうえで
「成り行き」を求められますか?

それともかたくなに
「結果」を求め続けますか?


つづく

次回は株の話じゃなく
「結果と成り行き」を
人間の話に戻します(笑)




ダルマ

ヒーリングサロン フェアライト

073-447-1090