2016年12月16日

五十四歳五日目  「一度しかない人生」


五十四歳五日目ともなると
無性に固まってくる(笑)

固定観念というか
新しいことを
始めようという思いを
打ち消していく
自ら。

この世の先には

今までの功績に埋もれていく老人たち
そして、
その功績さえ忘れていく孤独が
まっているかもしれない。
そして、
そうなってから
いったい我々は
「何のために生きてきたのか?」
と過去形で思う前に

いったい我々は
「何のために生きているのだろう?」
と現在形で考えるべきではないか?

過去はどうでもよい
ことは、無いが
もうどうでもよい。

そこから
何かを絞り出したのなら
過去はただの抜け殻だ。

抜け殻に
ケチャップでも塗って
B級グルメでも気取るなら
お門違いだ。

中身は今この瞬間にある。

そして、我々は中身を取り逃がし続けている。
衣だけのエビフライのように
新鮮な部分は
どこかへ抜け落ちているかもしれない。

衣やケチャップをなめ続ける人生は
刺激があっても
味気ないものかもしれない。


我々は日々感情へ刺激を求め続けている。

感情をおもちゃにしている。

それは
たくさんの価値観を
新たに生み出し
まるで
我々をがんじがらめにしていくセレモニーだ。















ダルマ 

フェアライト 

073-447-1090