2017年02月04日

老子の教え「中心瞑想」


「中心瞑想」とは?
老子曰く、
「それは、中心を意識すること」

何のことか?

人間は中心を意識すると
自然とのつながりが
強固になるらしい。

僕は整体やエナジーワークも
仕事にしてるので
「中心」については
良くわかっているつもりでしたが
最近のチャネリングで
様々な新しい情報もいただき
気付いたことを中心に
書いてみようと思います。

「中心」とは何か?



僕は
子供のころから
音楽活動が
大好きで
作詞や作曲と歌で
シンガーソングライターも
やっていますが
ドラムの演奏も
30年以上前から
始めました。

ドラムの演奏は
両手両足を使います。
その4ウェイで
うまくグルーヴを
奏でるには
中心で
バランスすることが
必要になります。

黒人のドラマーを見ていると
実に軽やかでパワフルです。
中心がしっかりしているのです。

さて
普通は、
その中心を
物理的な中心
腰や丹田などだと
思っています。

もちろんそうですが
僕も昔ドラム教室に
通っていたころには
体の姿勢を直されましたから

最近は
情報があふれていて
若い子でも
ドラムが上手です。

体の姿勢も良いし
手足の使い方も
基本を
叩き込まれているみたいです。

でも、
そのように
形だけから入ると
僕が
中心がしっかりしていると思った
黒人のドラマーたちとは、
何かが違うのです。

僕が知っているような
黒人のドラマーは
生きるために
音楽をしてきました。
演奏の中心にソウル(魂)があるのです。
ソウルが手足を動かしているのです。
結果的に姿勢や
体の中心が安定しているのです。

テクニックとして
形から入るのも必要ですが
中心になるものを
しっかり持っていると
自然と背筋も伸びるのでは
無いでしょうか?

最近よく聞く
古いジャズでもそうですが
魂が作り出した音楽なのです。
それをテクニックだけ真似して
「これがジャズです」と言われても
僕には高性能のリズムマシーンにしか
聞こえないのです。

さて、
普段の生活でも
我々は形だけから入ります。

たぶん
「どうしてその形が出来たか?」
には、意識は向かわないでしょう。

出来れば
子供達には
学校で形を暗記させるだけではなく
「どうしてこの形が出来たのか?」
そして、「その中心に何があったのか?」
さらに、「子供たち
一人ひとりの中心を形にすると
どうなっていくのか?」
自ら気付きクリエイトしていく。

其のあたりまで
進めてもらいたいものです。

老子の言う

「中心瞑想」とは、
魂を中心に
意識して
生きていくようなことです。

貴方の中心に
魂を意識して
輝かせれば
自然と胸を張り
生きているのでは
ないでしょうか。



またジャズの話ですが
昔、
ルイアームストロングという
ジャズの父とも言われる
大御所がいました。

「この素晴らしき世界
(Wahat a wonderful world)」という曲は
聞いたことがあるのではないでしょうか?

彼の写真や映像を見ると
いつも笑っていて
胸を張っています。

実際には
彼は黒人で
差別のキツイ時代を
生きは抜いた一人です。

苦しいときも
悲しいときも
どうしようもないときも

笑顔で
素晴らしい音楽
を奏でました。

彼の音楽にも
中心が輝いているから
魂を感じます。

人間は
極限で
本気になり
輝けるのかもしれません。

大変ですが

そして、
そのような環境を
選んでくるのは、
強い人間へと
変化していく
選択なのかもしれません。

我々も
楽しようなんてばかり
考えていないで

たまには

自由に

不自由になってみるのも

必要かもしれません。

まあ、そこまでしなくても

不自由な時を

チャンスに変えることは

大切かもね。










ダルマ   

フェアライト

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Posted by ダルマ at 07:00Comments(0)老子 タオ(道)