2017年02月19日

老子の健康法「姿勢の悪い人」


昨日の話を少し深めてみます。

「身体の姿勢が悪い人」

外を歩いていると
うつむき加減の若者を
良く見かけます。
更に背骨が傾斜しています。
俗にいう猫背ですね。

その様な人は
もちろん体が硬いのですが
いくら正しい姿勢を意識をしても
また無意識に猫背に戻っています。

逆に老人でも
背筋がシャキッとして人を
見かけます。

だから、これは、
年齢よりも
何か意識の
問題かもしれません。

もちろん、
昨日書いたように
姿勢が悪いのは
身体の他の部分をかばっている
可能性もあるので
悪いとか良いとかでは
割り切れません。


さて、

「我々の意識の中には
無意識の反感がある」

どういうことでしょうか?


いつもお話している通り
人間の意識は
意識(顕在意識)と
無意識(潜在意識)を
合わせて
(総合)意識と言います。

例えば
「姿勢を正すことは良いことだ」と
言う強い意識が
顕在意識にあるとすると

無意識下(潜在意識)では、
「姿勢を正すことは悪いことだ」と
天邪鬼のような
反感があるのです。

信じられませんが
無意識下ですから
殆ど気付くことができませんから
信じようもありません(笑)

しかも、無意識の反感は
とてつもなく強力です。

例えば
今は、忘れているが
子供のころ

貴方が胸を張り
姿勢を正していて
ある意味
ふんずり返っていたとしましょう(笑)

そして誰かから
「偉そうだ」と嫌みを言われた
いじめられた
だから、
目立つのは危険だ
目が合うと
責任を押し付けられる
などなど
様々な経験があるかもしれません。

だから、
潜在意識は
様々な安全安心プログラムを作ります。

それを価値観と言います。

そして、
貴方は無意識に
価値観を使い
うまく防御してきたのです。

おかげで
その後は
「偉そうだ」と嫌みを言われることもなく
逆に姿勢の低い
よくできた人だとほめられました。
目立たない空気のような存在だから
いじめグループからも見えません。
上司や困っている人とは
目を合わせないから
何かを頼まれることもなくなりました。
何があっても
見てみぬふりで通り過ぎます。

どうです。
安心安全ですよね。

今の世の中の人々は
ほとんどが
そのような価値観では
ないでしょうか?

そうです。

その様な意識下では
「姿勢を正すことは悪いこと」なのです(笑;)

もちろん、無意識にですが

言い方を変えると
価値観がその悪い姿勢に
現れているのです。

昔の僕も例外ではなく
社会人になった当初は
胸を張っていましたが
だんだん賢くなり?
背筋を丸くしていきました(笑)

そして、偉い人と会う時は
「おもてをあげい」と
言っていただけるまで
下を向いていました(笑)

まあ、このような価値観は
今に始まったことではなく
根強いのです。

そして、
それらが
無意識からくる
姿勢の悪さが
腰痛や
様々な病気の
原因にまでなっていくとは

整体師の立場から
申し上げると

身体を傾けると
何倍もの体重が
その部分にかかります。

例えば
階段を上り下りする時の
膝への負担は
普段の歩行の
3倍近いと言われています。

もちろん身体バランスによる
個人差はありますが

無意識に姿勢が悪くなり
背筋が傾斜しても
腰や足に何倍もの負担が
かかる可能性もあるのです。




僕の場合は
クライアント様へも
様々な改善策を
取り組んでいますが

僕自身に問題がないように
前にも書きましたが
「施術者は在り方が問われるから」
一足先に様々な自らの価値観を
解除していくのです。


昨年、姿勢が悪い原因
今日書いた
「おもてをあげい」みたいな(笑)
まるで昭和初期までの
価値観を緩めることに
成功したみたいなのです。

すると
自然と姿勢が良くなり
長年苦しんできた
腰のヘルニアが
治ったらしいのです。

エナジーと身体への
同時アプローチが
功を奏したみたいです。

占いコーチングARSの
可能性は
無限かもしれないのです。





ダルマ

フェアライト


073-447-1090








  


Posted by ダルマ at 07:00Comments(0)老子 タオ(道)