2017年04月12日

老子の道 二回目 「自然淘汰」


老子が言う
道というと
形がありそうで
無いです。

ですから
道を
形から入ると
取り逃がしてしまいます。

でも形から入って
本当に
形なき道を
見つけるならありです。

ややこしいですね。

例えば

古来より
武道、華道、茶道、書道など
名称に「道」と付く習い事は数あります。

現代になり
それらを通じて「道」を説く師匠が
生き残っているのでしょうか?

道を説く師の消失と同時に
それらの形式も下火に
なっていったのかもしれません。

それなら必要ないのかもしれません。

不思議と
この世の自然淘汰は
その様なものです。

老子から外れると
一見合理的に見えて
実は不合理と言うか?

現存する中でも
最終的には
宇宙が必要としないものが
沢山あります。

一時的に
栄華を極めようが
宇宙が必要としないものは
自然淘汰されるのです。

その中で
人間がいる限り
永遠に必要なのが
老子が説くような
「道」への気付きです。

道がないと
いつかは
生きられなくなるのです。

もし道がなくなれば
未来の人間は
存在できないのかもしれません。

つづく



ダルマ

フェアライト

073447-1090
  


Posted by ダルマ at 07:00Comments(0)老子 タオ(道)