2017年04月20日

老子の道 十回目「他人に価値観を受け入れる段階理論2」



ここ数日間のブログは非常に大切なことですが
ある意味観覧注意です。
もし、
昨日のブログを読んでいない人は
すいませんが
昨日分からお読みください。

そして、それで
嫌な気分になるとか
それ以外でも
反発的な反応をする人は
今日から五日間は
自主責任で
出来れば読まないように
お願いいたします。





さて、つづきです。

ほとんどの人が
麻痺することで
社会の歯車のような
大人という
責任と
お役目を果たせるわけです。

たぶん
今あなたがやっている
理不尽な仕事でも
ロボットのように
言われたままに
やれれば問題ない
わけですよね。

そして、
これは、
段階理論ですから

なんと
この麻痺化の時期が
通過点として
必ず必要なのです。

昆虫の変体に例えれば
青虫が固いサナギに成る段階です。

この自然界では
青虫にいきなり
羽が生えて飛ぶ変化は
無いわけで
一旦、サナギの中で
ドロドロに溶けて無くならないと
チョウは生まれないのです。

そして
もし
いつまでも
サナギのままでも
固くて安全ですが
生きているのやら
死んでいるのやら
わからないのです。

そして、
我々にも
麻痺の段階を
卒業する可能性があります。

そのためには
一旦、ドロドロに溶けるくらい
死んで生まれ変わるくらいの
変化をイメージしないといけませんが(笑;)

そして

その変化をするためには
きっかけになる
ある意味
ショックが必要です。

それは人によって様々です。
しかしショックがチャンスだと
気付かない人が殆どです。

だから可能性は
平等でも
卒業は
稀なのです。

それは、
ショックの
ほとんどが苦難に近い
性質で訪れるからですよね。

普通は、
そんなショック
ただの不運不幸ですよ
いじけちゃいますよ
ですよね(笑)

「もう死にたい
もう終わりだ~」って!!!!

でも何度も書くように
必ず次の可能性があります。

例えば
若いプロサッカー選手がケガで
一生サッカーが出来なくなる。
これは大変です。
しかし、
彼は入院中に
一冊の本を書き上げます。
ショックから羽ばたいたのです。

音楽家でも
目が見えなくなってから
耳が良くなった人もいます。

これが
次の可能性ですよね。

だからと言って
ワザと怪我したり
失明するのとは
全然違いますよね。


さて
老子は
「乗り越えられない苦難は
与えられない」と言います。

だから
やってきたショックを
貴方が
どう受け入れるか?
どう過ごすか?

そのあたりに
意識をしっかり持つ

野球に例えると
文字通り
来た球を打つのです。

それだけです。


もしかして
守られて一生サナギで
終わった
人生の人にでも

思い返してみると
そのような
変化のチャンス(ショック)の
一つや二つは
あったと
気付くかもしれません。

人生とは
そういうものです。

そううまく出来ています。

つづく








ダルマ

フェアライト

073-447-1090



  


Posted by ダルマ at 07:00Comments(0)老子 タオ(道)