2015年02月04日
「恋愛成功の奥義」 老子 第二十九章
老子が教える恋愛のコツ?
人を愛すると二つの扉が同時に開くと言う。
それは?
天国の扉
と
地獄の扉だ。
また、物事には程よい中庸(中心)が必ずある。
例えば
いくら相手のことが好きでも
借金をしてまで贈り物を続けては
すぐに目の前は借金地獄だ
天国に行くつもりが無理に頑張りすぎると
必ず地獄に落ちる。
人間は何でも極端なことをする。
天下を取ろうとした歴史上の偉人が
人生に成功した例は皆無だ。
ほとんどのストーリーは美化しているが
実際は最後に地獄を見たのが現実だ。
現在でも特に恋愛では
そうなってしまうことが多いのじゃないかな?
西洋では恋は盲目とも言われる。
盲目ではない天国と地獄の扉が
しっかり見えている人は
きっと恋愛を乗り越えることが出来るはずだ。
最近の男性は草食系とも言われる。
実は最近の女子も草食系だとおもう。
だって昔はもっと凄い肉食系女子がたくさんいたよ。
草食系=程よいのであれば
それはそれで良い事かも知れない。
彼らには地獄の扉が見えているかもしれないから。
でも極端に行ってしまうと
だから結婚しない
地獄の扉しか見えないのも困る。
タオの悟りとは
結婚しない恋愛しないみたいに
何もやらないのが良いようにとられがちだが
何もやらないのは
動いてる時間や宇宙に逆らい邪魔しているのと同じことだ。
タオの言う
何も影響を与えないような生き方は難しいが
現実的には時間の流れに合わせて生きることがタオに近い生き方だ。
日の出と共に起き、
日の入りと共に寝る。
タオの恋愛もごく自然現象だ。
思春期になるとお互い惹かれあい
いっしょに暮らしだす
必要なだけ愛情を注ぎ
子供が生まれれば次の世代に橋渡しをする。
まるで春になったら森のあちこちで小鳥が愛をささやいているような現象だ。
こんなシンプルなことが本当の幸せかもしれない。
我々は何でも複雑(不自然)に考えすぎているのだろうか。
「自然に考えるとシンプルになる」
これがタオが伝える恋愛成功の奥義かもしれない。