2016年08月25日

氷山の一角

氷山の一角
この世で我々が「見えている」のは
「氷山の一角」のようなものだ。

今日の話は、
一般的によく聞く、
氷山の沈んでいる
水面下の大きな部分が
潜在意識だ
みたいな話とは、まったく違う。

これは、
その氷山の水面下の
海底には
何があるのか
まったくわからないという仮説だ。

もちろん
今日の冒頭に書いた
「見えている」とは
認識力のことだから
目に見えていないものが
実際には、
あることさえ想像もできない。

例えば
アリにとって
アリの世界が
すべてで疑う余地もない、
百獣の王ライオンでさえ
ライオンの世界がすべてだ。

これは、
人間にとっても同じことで
もし霊能力なんかがあって
人よりたくさん見えているつもりでも
氷山の一角を隅から隅まで
見ているようなものに過ぎない。

もし前世があったとして
そこから今世までの
長い時間の中、
このような修行には、
時間をかけてきたほうだと
僕は勝手に思っています(笑)
そして、
やっと悟ったことが
「人間(私)は無知である」ことでした。

しかし、
自分が無知だと知った瞬間
すごくホッとしたというか(笑)

だったら
いままで何をやってきたのだろうか?
みたいな(笑)

僕も若いころから
誰かと争わされ
学校では
良い点数をとるように言われ
社会に出たら
我武者羅に働きました。
出世しようとか
誰かに認めてもらおうとか
当たり前のように
考えました。

でも
これは、
単なるアピールだっんだ。

今も昔も
何にもわかってなかったんだな?
と気付くと
何となく
やはりホッとするのです(笑)

そして、
我々は、いずれ
氷山の一角という
小さなテリトリーを越え
未知の領域へと
進めることになるのです。

未知の領域へ
進むためには
我々が未知の
領域に対しても
やはり無知だと
再認識することです。

そして、
それが「本当の誠実」へと
つながります。



現実的な例えに話を戻すと

「知ったかぶりする人」
「自分を大きく見せようとする人」
などを貴方はどう思いますか?

誠実でしょうか?

そんなことないですよね。

しかし、驚くなかれ
そのご本人たちは、
自らが最も誠実な人間だと
確信しています。
僕自身も人間ですから
そうかもしれません。

例えば
誰かが
彼らのつく嘘を見破ったとしましょう。
すると彼らはその人に言います。
必ず言います(笑)
「黙って騙されていればよいものを
馬鹿な奴だわ」と(笑)
自らの嘘は正義なのです。
お前のために騙してやっていると(笑)

そのような役割を
我々は交代で演じているのが
世の中ではないでしょうか?

しかし、
これは、たとえれば
悪魔みたいなものの論理です。
もちろん悪魔みたいなものがいるとすれば
我々に試練を与えるのが仕事でしょう。
しかし、
人間がこのような状態になるのは
我を失っている証拠なのです。
悪魔的存在に魂を売った
単なる悪のシモベなのです。


それがある意味
「無知の無知」
(無知が反転した無知)なのです。
ヤヤコシヤ(笑)
(でもこう表現するしかありません)

別の言い方では
誠実側の無知からは
一番遠いところにある
不誠実な無知なのです。

もし
その不正実な人たちが
改心したときに
自らが未だに無知だと悟れば
素晴らしいのですが。

しかし、
無知にもいろいろあるので
無知=誠実
とまでは言い尽くせません。

でも
自らがどんなに偉くても
未だ無知だと
謙遜ではなく
本当に認識できる人は
かなりの確率で
誠実な人間なのです。

このように
誠実なる無知の
ニュアンスは、
微妙なのです。

その微妙なニュアンスを
取り逃がさないように
生きるのは
常に少しでも誠実に努力し
そして自らの無知を思い知ることです。

そのような生き方は
なかなか味わい深いものだと
いうことだけは間違いありません(笑)


今日も大変ヤヤコシヤな内容になってしまいました。










ダルマ
ヒーリングサロン フェアライト

073-447-1090





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