2017年03月10日

老子のイキルとは?

老子のイキルとは?
今日の老子からのテーマは「イキル」

イキルには、様々な段階がある。

まず我々は「生かされ」ている。

生まれたときから
生きるために
この地球の環境を与えられている。
水や空気、食べ物、
生きがいさえも
全てが与えられたものだ。

次に
その中で
「生き抜く」
様々な障害を超えて生き抜く
自ら招いた環境破壊や
自然界の天変地異などを超えて
アイデアを出し尽くしながら
生き抜いていく。

この辺りまでは、
体(健康)や
物質的な問題が中心だ。
現代でも
金や技術革新で
ほとんどが何とかなる。

そして次の段階が
心の問題だ。

別の言葉では
「イキルことに気付く」とでもしておこう。

このイキルことに気付く
心の問題が
当たり前すぎて解らないのが人間だ。

ほとんどの場合
イキルことに気付くのは
死を間近に迎えて
そのショックで
気付くのではないだろうか?

それでも気付くのは
「ごくまれなことだ」と老子は言う。

そして、「ごくまれに」の
「更にまれに」(笑)
生きているうちに
イキルことに気付いた人は
心身の次の段階に気付く。

これがあえて言うなら
スピリチュアルだ。

だから、
世間で言っているスピリチュアルは
順序を飛び越してしまっている。

今のスピリチュアルブームは
まるで心身の弱い人々のたまり場だ。

その様な状態では
偽物をつかまされていることにも
気付きたくないかもしれない。

そして、
そのスピリチュアルを
偽物にしてしまっているのも
心身の弱い人間なのだ。

本当は
心身を強靭に純粋にした人のみが
真のスピリチュアルへ
自然と気付くのではないだろうか?

さて、これは、
「心身の弱い人を
突き放すお話ではない」と老子は言う。

老子は
真のスピリチュアルへ
導いているつもりらしい。

もう一度、この文章の最初の方を見てほしい。

「生かされ」「生き抜く」について書いてある。

さて、この辺りの生き方(行動)を
貴方は大切にしているだろうか?

我々は今物質世界にいる。

ここが中心だ。

だから
「生かされ生き抜く」をまず
精一杯生きてみることだ。

「ここにすべてがある」とも老子は言う

真のこの意味が
解るときが来れば
きっとあなたは
幸せになっているはずだ。




ダルマ

フェアライト

073-447-1090








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