2017年06月16日

ネオ老子の道「苦労話」

ネオ老子の道「苦労話」
昔の言葉に
「苦労は買ってでもやれ」
みたいのがあります。

何となく昔の人が
好きそうな言葉ですね(笑)

さて、
それなら
苦労をするとよいことが
あるのでしょうか?
しかも買ってまでですよ(笑)

もちろん、
そのような経験から
強くなることも
あるかもしれません。

しかし、
実際には
苦労の味わい方によって
強くなる人
弱くなる人
おかしくなる人まで
出てきます。

人の人生とは
不思議なもので
なるようになるというか
苦労から受ける
結果も様々なのです。

ですから
苦労を買ってまでして
成功した人が
もし他人に
それを強要すると
とんでもないことになります。

実際とんでもないことに
なっています(笑)

世間の評価を見ていると
苦労=美徳のように感じます。

しかも
テレビでも
視聴率が取れそうな
このような
作られた美談(苦労話)こそが
怖いのです。

もしかして、
冒頭のような言葉で
受け取り方次第では
苦労をしていない人へ
批判的にもなるのかも知れません。

まるで
苦労していない人間がダメで
逆に苦労している人は
無条件で立派みたいな
価値観が生まれました。

ですから、
何となく昔の人が
好きそうな言葉なのです(笑)

実際僕の父親も
その様な価値観の
人にならなくて
よかったかも知れません。
僕の父は早死にするほど
苦労してたわけですが
それを僕に伝える前に
やはりこの世を去りましたから・・・・・

僕も子供たちへの
言動は気を付けなくては
いけません。

強すぎる価値観は、
危ないのです。

そして、
僕の父親の天からの声は
「一度しかない人生だから・・・」でした。

こちらの言葉の方が
まだ様々な取り方が出来そうです。

実際この言葉に
何度助けられたことか。

老子は言います。

「ブッダは
この世のすべてが
苦だと言いましたが
それが良いのですよ」と。









ダルマ    

フェアライト

073-447-1090


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