2017年07月21日
戦いの果てに～魂の果てに 「闘いと闘い」
今日は、ちょっと現実的に話を戻します(笑)
と言うのも
ふと気になって調べてみました。
「たたかい」は、
英語では「Ｆｉｇｈｔ」と表記しますが
漢字では「戦い」と「闘い」の
二種類がありますよね？
古い東洋思想では
戦いの結果より
闘いの過程を
重視する傾向が
あるような気がします。
例えば
武道の勝負の前には、
必ず礼をします。
しかも、
終わっても礼です。
前にもどこかで
書いたかもしれませんが
あるアメリカ映画のラストシーンを
見ていると
戦いが全て終わったところで
安心して背中を向けて
去っていく勝者に
負けたはずの主人公が
その勝者の背中へ
斧を投げつけて
殺してしまいます。
そしてみんなで
大逆転勝利を祝い
主人公はヒーローに
なるわけです(笑)
僕はこれを見て
西洋の古い文化を
少し理解できたと思いました。
そうです。
東洋の戦いは精神的闘いで
西洋の戦いは物質的戦いの
傾向があるのです。
このように
結果が全てのたたかいは
「戦い」なのです。
それに対して
闘いの過程
ある意味精神の領域を
「闘い」と
呼ぶみたいです。
しかし、
今の世の中は、
既に西洋も東洋も
混在しています。
ですから
現代の人間は
死病との闘病生活とか
権力との闘いや
たぶん勝ち目のないものにでも
闘いを挑むときは
負けが解っていても
闘いの過程を大切にするのです。
英語にも
闘いを表現するスペルが
必要かもしれません。
さて、
貴方のたたかいは、
どちらが重視されているのでしょうか？
ダルマ
フェアライト
０７３－４４７－１０９０
Posted by ダルマ at 07:00│Comments(0)
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