2015年05月28日

SF世界とスピリチュアル フィリップ・K・ディック 後編

SF世界とスピリチュアル フィリップ・K・ディック 後編
前回まで書いたのは
フィリップ・K・ディックの
一般的認識に基づいた
経歴みたいなもの
でも死後の評価だけどね。

今回はいよいよ
そのスピリチュアル性に
迫ります。

まだ映画化はされていないけど
「ヴァリス」
「聖なる侵入」
「ティモシーアーチャーの転生」
のディック三部作などは

人間の意識の
向こう側を
描こうとしていると思うんだ。

人間の脳はほとんどが
使われていないと
いわれているけど

それ以上を使うと
どうなるか知ってる?

普通の人間には
理解できないことを
考え出したり
見たり
幻想したりする。

そして
たいがいが
その世界から
戻って
来れなくなるんだよ。



芸術性の高い精神にも
同じ世界が待っている。

例えば
音楽でも一般的に
売れている音楽は
言い方は悪いけど
わざとスピリチュアルレベルを
下げて作っている。
それは聞く側が
リラックスできるような配慮だ。

ディックの小説には
その配慮のかけらもないface08
どちらかと言うと
ディック自身の挑戦に近い
自分の為に小説を書いている。
専門家に言わせれば
小説ですらないといわれる有様。

だから
彼自身が
一番の
ファンなのだ

でも
きっと
排泄物でもあるから
自分では読まないかも。

変な理屈かも知れないけど
だから
長い間愛される
素晴らしい作品たちを
残せたのだと思う。

自分が
一番良いと思うものが
直ぐに
売れようが
売れまいが
本物に決まっているからね。

最近
「ヴァリス」の新訳版を買った。
今度こそ
途中で
寝ないで
読めるだろうか?face02






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