2023年04月25日
運気をトータルに生きる
「酸いも甘いも噛み分けて」
と言う言葉を
聞いたことがあるでしょうか?
ことわざ辞典を見ると
「経験を積んで世間の微妙な事情や
人情の機微に通じ、分別がある」
と書いています。
実はこのような人が
トータルでは
一番運気が高いように
感じるわけです。
昔から
「可愛い子には旅をさせろ」と言うように
様々な経験を積むことが
魂の一つの目的
ということもありますから
このような生き方が
一生を通すと
一番幸せな生き方だった
ということかもしれません。
しかし
我々には強い恐れや
安全安心欲求があり
なかなか適切な経験を積めません。
世間では
運気を上げるために
様々な経験をするのではなく
逆の方法で
運気が上がると信じています。
例えば
あれはダメこれもダメって感じで
偏ります。
聖なる生き方とか?
光の生き方とか?
ライトワーカーと言う言葉もありますが
実際には今世で
必要だった七色の行動を
制限しているだけかもしれません。
まあ人情として
絶対に失敗したくありませんから
聖者の結果(結論)だけ真似て
あれもダメこれもダメで生きる方が
安全と思います。
しかし
本物の聖者と呼ばれている人は
酸いも甘いも
噛分けてきたのではないでしょうか?
例えば
作家でもあった
ある有名な偉い尼さんに対して
「若い時は散々やっておいて」と
否定する人が多かったと聞きます。
また
戦時中の話ですが
「人斬り」と言われた軍事探偵が
あることがきっかけで
戦後、人間を導く活動を始めても
最初はほとんどの人が
相手にしなかったそうです。
普通はそうかもしれません。
生まれてこの方
何にも悪いことも
失敗もやっていない人が
立派な人間だと
我々は思っていますから
しかし
どうでしょうか?
そうかもしれないし
そうじゃないかもしれない(笑)
しかし一生
悪いことやズルい
生き方ばかりしている人は
ただの悪人ですよね(笑)
ですから
運気を上げるためには
ある意味
宗教上の理由などで
あれもダメこれもダメじゃなく
自分の善意を信じて
普通に生きてくれば
よいのかもしれません。
そして
出来るだけ同じ失敗は
繰り返さないようにして
その経験から得た
理解を実践していく、
するとあなたは
まるで正しい宗教的生き方を
知らぬ間に
実践しているかのような
体験をするかもしれません。
例としては
適切ではありませんが
せん越ながら
運気の塊のような
ブッダもキリストも
誰かにそう生きるように
強制されたわけでもなく
経験から気付いていったのだと思います。
「運気をトータルに生きる」
やはりそれは
酸いも甘いも噛分けて
普通に生きることなの
かもしれませんね。
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Posted by ダルマ at 09:36│Comments(0)
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