2016年06月29日
深層心理学入門 「謝罪に潜む悪魔と天使 2」
天使の謝罪
天使の謝罪とは、
最初は謝罪する側にとって、
その謝罪を受け入れがたいのが特徴です。
ある意味、
嘘の謝罪会見をしてしまった人でも
受け入れ難い苦しさと共にある瞬間は
入口としては、「天使の謝罪」と同じです。
天使の謝罪とは
「ただ謝罪する苦しみ」と共にあることです。
しかし、そのうち次のような考えが浮かんでくるかもしれません。
どうして、自分ばかり謝罪させられるのだ(嘘の気付き・悪魔のささやき)
世の中にはもっと悪い奴らが沢山いるのに(比較・・怒り・反撃・裁き)
このくらいのことは誰でも仕方なくやっているのだ(肯定化)
ああ、もうばからしい土下座でもすれば納得するのか(意識の放棄)
普通は、
ただ謝罪の苦しさと
共にずっと
居続けることができないということです。
しかも、
他人は、
ただ謝罪の苦しみに耐えている人を見つけると
更に猛攻撃します。
ついには
本来、その謝罪の対象にならない
部外者までここぞとばかりに
文句を言いながら押し寄せてきます。
それは、
その機会に便乗して攻撃しても
謝罪者から反撃をされる恐れがない、
安全だと解っているからです。
ただ殴られてくれる人を見つけると
みんなで袋叩きにするのです。
だから、
その袋叩きにあう人は、
更に激化した苦しみを
味わうことになります。
天使の謝罪は、
わざと難しく作られています。
謝罪しても謝罪しても
なかなか苦しみは去っていきません。
しかし、
長い時を経て
天使の謝罪を続けている人の
内と外に
不思議な変化が訪れるです。
その変化は
人間の潜在意識を通じ
果てしなく、
世界に広がり続けます。
私が何を言っているのかお判りでしょうか???
実は、
キリストや仏陀たちは生前
「天使の謝罪」を続けてきたのです。
そのような彼らの
自己犠牲があり
あの瞬間、
確かに、
人々の潜在意識を通じて
人間に大切な気付き(光)をもたらしたのです。
あれから、
長い年月が過ぎ
我々は、その気付きを
ちょっとだけ忘れてしまったのかもしれませんが
しかし、
その気付きは
今でもあなたの潜在意識の中に
確かに在ります。
この潜在意識の課題は、
一般的な宗教の話とは
まったく別に考えてください。
信心しろとか宗教の勧誘とは
まったく別のベクトルで捉えてください。
もし、
ここまで読んできて
この話をどう考えても
そうとしか思えない人は、
どうかこのお話自体を
忘れていただければ幸いです。
(その方は、ここで話を終わらせてください・
ここまで読んでいただいてありがとうございました)
それでは、
宗教とは別のベクトルとして
一人の人間の人生のお話としての
文章を続けます。
あなたが
もし、
ちょっとした時間でも
「天使の謝罪」に耐える
勇気を見せてくれれば
少しづつでいいのです。
キリストさんや
仏陀さんたちが
植えてきた光の種が
潜在意識から芽を出し、
貴方を天使に戻していくのです。
そして、その時の
あなたを更に未来から見ると、
キリストさんや仏陀さんと
同じ可能性があるのです。
何度も申し上げますが
宗教を否定するわけではありませんが
この話を宗教として捉えないでほしいのです。
ただあなたが
謝罪する時に
辛さ、苦しみを受け入れるだけで
世界は変わるということです。
もちろん、常にあなただけが悪いわけでは、ありません。
しかし、
何かが起こるときに必ずあなたがかかわっている限り
大人としての責任のある態度を示し、
あなたが謝罪を真摯に受け入れることを
努力してほしいだけです。
それが本当に「誠実な」あなたを育てていく
きっかけになるかもしれないのです。
「誠実に生きること」、
それは、大変困難なことです。
しかし、今の世の中は、
天使の謝罪を取り戻し
少しでも「誠実な世の中」にしたほうが
安全な気がしただけです。
最後まで
読んでいただいた方も
読めなかった方も
ありがとうございました。
ダルマ
ヒーリングサロン フェアライト
073-447-1090
Posted by ダルマ at 12:00│Comments(0)
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