2017年06月11日
老子のあるがまま「夫婦」
どこにでも良くある風景
奥様同士で
ランチを食べている
楽しそうな女性の声が聞こえてくる
「亭主元気で留守が良い」と言う。
仕事や付き合いばかりで
忙しいご主人に
いまさら
家庭での居場所はないという。
では、その前はどうだったのか?
江戸時代でもない限り
最初は好きで一緒になっただろうし
奥様は放っておかれて
寂しい時期もあったと思う。
しかし、
人間は環境に
順応していく生き物だ。
特に女性は行動的だ
現実的だ
諦めて別の生き方を
すぐに行動する。
ご主人にとっては
こうなってからでは遅いが
未だに現実から目をそらしている
しかも
そうするしかない。
例えば
そのご主人が言う
「俺なんて稼げなくなったら
お払い箱さ
熟年離婚さ」
そこまで言うのは
逆に危機感がないからだ
逃避の手段として
人間は最悪の事態を考える。
しかし、
これが最悪の事態では、無く
現実そのものだとしたら?
我々はもしあるがままを直視出来たら
もっと状況は良くなるのかもしれない。
しかし、それ自体が
危険なのだ
自我の弱い人にとっては
卒倒するからだ。
病むからだ
死ぬからだ。
それなら、
現実から逃避して
健康に生きた方が
まだましかもしれない。
ただ一時的には・・・・だ。
そして、なんとか
這い上がることが出来れば
しかし、ほとんどの場合が
やはり向き合おうとしない
当たり前だ
その様な人々を束ねているのが
ある意味、
常識的な多数派の社会だからだ。
そちらに属せば
安心(顕在意識)かつ
不安(潜在意識)でいられる
それが死ぬまで保証される。
老子さんが保証するの?
(笑)
ダルマ
フェアライト
073-447-1090
Posted by ダルマ at 07:00│Comments(0)
│老子 タオ(道)