2015年02月24日

「無為自然」 老子 第三十七章

「無為自然」 老子 第三十七章
タオでは自然に発展するものなら
人間が手を加えてはいけないと言う。

最近のテレビドラマでは
社会問題を扱ったものが多い。
例えば警察関係のドラマでは
必ずといってよいほど
汚職の話が出てくる。
実は汚職警官ほど
元々人より正義感が強く
無理して頑張っていた人が
多いのではないだろうか?
頑張っても頑張っても
報われないから
何かの弾みに壊れて
復讐のために
汚職をしているのかもしれない?

もし彼が社会という自然に
手を加えず
社会から求められることのみ
やっていたら
社会から裏切られることも
無かったのかもしれない。

理想や変革も大切だが
それは自然界自体が
考えることかもしれない。
少しくらい頭が良いからと
押し付けがましく
社会を操作しようとしたら
ろくなことが無いのは実証済みだ。

タオのルールではとにかく
自然の意思を尊重する。
自然や宇宙の方向性を知り
我々はそれぞれが担う
お役目を知り果たせば
十分社会も幸せに生かされるはずだ。

宇宙や自然の意思を知るのは簡単
見たままなのよ。

宇宙や自然は自然破壊を望みますか?
そうならきっと草木も芽吹かないはず。
宇宙や自然は誰かの独占や支配を望みますか?
それならきっと平等に水や空気を与えないはず。
宇宙や自然はお金を望みますか?
それならきっと実の代わりに金がなるでしょうface02



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