2015年12月18日
老子 六十一章 「あえて弱者となり」
六十一章
世間では誰もが成功を目指す
それは強者を目指すのと
似ているのではないだろうか?
しかし、老子はあえて弱者を評価する
本来は強者の器でも
あえて弱者となることで
道を成すと言う。
これは強者に怠けろと言っているのとは
少し観点が違う。
タオでは
強者や大国は川に例えると下流だと言う。
小国はこれに合流し海(タオ)を目指す。
お互いが寄り添うことで
この愛は成就する。
寄り添うとは弱者の性質だ。
強者もあえて弱者となり
お互い寄り添うことで
道は開ける。
これは老子の語る愛の原理ではなかろうか?
ダルマ
ヒーリングサロン フェアライト
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